プロベラ
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乾鮑厨師の熱き想い

乾鮑に魅せられた大食漢の綴り 
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衣食足りてラスパルマスその10  局長の深謀遠慮
 0700晴れ 外気温1.7度 室温11.6度 無風 視程20km 磯舟2隻

本船は新造貨物船です。
七つの海に展開する漁船と会合し 油、水等を補給し
漁獲物回収 満船になると、目的地に運ぶのが仕事です。

一方、漁船は、数ヶ月に及ぶ洋上での過酷な重労働です。
「僕の旅」 ような古参船員の新人いじめは
残念ながら日常茶飯事の様でした。

本船で 私は、最下級の身分です。
水、食糧不足は深刻 過酷な生活環境でした。
あれだけの不始末をしでかしたのですから、
何時 いじめが起きても不思議ではありません。

そんな時に、頭部外傷 傷の割には大出血でした。
傷が癒えるまで頭のてっぺんにガーゼがペタン
これが免罪符か、いじめは避けられたようです。

局長が憎まれ役を演じながら慈愛に満ちた深謀遠慮で御座いました。
丸刈りにすると、現れる私の勲章で御座います。
1週間もすると、傷も癒えてヘルメットをかぶれるようになりました。

アフリカ最西端、ケープベルデ沖を過ぎる頃、
久しく耳にしなかった、司厨長のベル 何時にも増して賑やかです。
(水を使わない食事では司厨長の出る幕もなく自室引きこもりでした)
何事かと、メスルームに集まると、ココアが用意してありました。

船長から、目的地変更、ラスパルマスに向かうとのお言葉
耐乏生活も終わりです。水使用解禁。
何より、皆が笑顔を取り戻しました。
私の気持ちはこんな感じです 
若い港

本船は、まっ白です。巡視船のような感じです。
幾ら新造船といえ長い航海で、あちこち赤さびが浮いております。
白に赤ですから、遠くからでも目立ちます。
みっともない格好で外地に入港できません。

清水が使えるようになりましたので、錆落とし ペンキ塗りです。
清水をたっぷりしませたウエスで、塩をぬぐい去り、グラインダーで
錆を削り取り、防錆ペイントを塗って乾くのを待ちます。
その後 白いペンキを塗ってお化粧直しが終了です。
見違えるほど 美しくなりました。

風呂は隔日、海水風呂で上がり湯の清水は洗面器半分と
制限されてました がそれも解禁です。
たっぷりと真水を吸った皮膚 落ちた垢の凄い事
洗濯物もまっ白になりました。水のありがたさ、感無量でした。

あと オレンジがあれば 果物があれば、、、、
人間はなんと強欲なのでしょう、もっと もっと 

 
| むかしばなし | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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